震災と大雪を乗り越えた生産者をねぎらい、地域に感謝しようとJA鳥取中央(栗原隆政組合長)が倉吉市越殿町の本所で開催した「大農業祭」は、最終日の3日もにぎわった。2日間の来場者数について、同JAは「天候にも恵まれ、合併後、過去にない人出」としている。
3日も管内の本紙に挟み込まれた同JAの情報誌「ドリームちゅうおう」の開催告知を見た住民らが次々訪れた。
出店が並ぶ中、肉質日本一の鳥取和牛の試食や餅まきのほか、「宝船」に積み込まれた野菜が安価で販売された。
大盛況に栗原組合長は「来年2月に合併20周年を迎えるが、今年をいい形で締めくくることができる」と喜んだ。
会場では、あぐりキッズスクール(新日本海新聞社特別後援)の活動も紹介され、抽選会を実施した日本海ケーブルネットワーク(NCN)のコーナーも親子連れでにぎわった。(宇田川靖)