本日は松葉ガニの漁船が大量に松葉ガニを水揚げしていましたので市場はカニ一色。

大量に松葉ガニが水揚げされるとやっぱり境港魚市場は活気がスゴイ!

鮮魚関係者の一人である私もやっぱり気合が入ります。

松葉ガニは贈答用もあればご自分で食べられる地元の方、ズワイガニ通販サイトなどお客様も多いですが、地元のお客様は基本的には鮮魚を望んでいます。

毎日の移動販売や店頭販売で鮮魚がなければこれはこれで寂しいので手頃な魚介類は積極的に仕入れます。

今日はカマスが上等だったのでカマスを見た瞬間に仕入れました。

当店のお客様はカマスが大好きで生はもちろん干物でもよく買って帰られます。

半分生で買ってもらって、残りは今干物が美味しい季節なので天日干しのカマスを作ろうかな~なんて考えてます。

カマス干し
カマス天日干し

こんな感じで干していると次々に串単位で売れていきます。

雪もちらつく寒い季節になってきましたが、この時期は魚自体に脂がのった季節というのもあって、天日干しの干物は本当に美味しくてビックリします。

乾燥した空気も干物作りには合っていて美味しい干物が出来上がる条件が整っています。

このカマスの天日干しの干物は寒い時期には一度食べておきたい味です。

アジの上等
アジの上等

真アジも新鮮で上等でした。

この鯵という魚も飽きることなく皆さんに食べられる魚ですね~。

境港の地元の方は一番は刺身、二番は塩焼き、三番が煮付け、四番は干物といった感じでしょうか。

新鮮な真アジを見ると皆さん嬉しそうに選んで行かれますね。

今の時期はアジに脂がのっていますのでどんな料理でも美味しくて、ちょっと凝ってタタキやなめろうで頂くとこれまた新鮮な感じで美味しく頂けますね。

お魚って脂がのっていないとまるで別の魚のような味になってしまいますが、最近の鯵はバッチリ脂がのっているのでそんな心配必要なしです。

ぜひ美味しい魚を美味しい時に頂きましょう。

ヤリイカ ( テナシイカ )
ヤリイカ ( テナシイカ )

テナシイカ( ヤリイカ )が最近よく揚がっています。

シロイカ(ケンサキイカ)などと比べて蝕腕と呼ばれる2本の脚が細く短いのでテナシ(手無し)イカと呼ばれています。

残念なことにまだ子を持っていませんが、そろそろ産卵期に入るので卵を抱いたテナシイカが獲れるようになります。

子持ちテナシイカを煮付けにすると、イカの卵と身の旨味が口一杯に広がってなんとも美味しいイカの煮つけの出来上がりです。

子を持っていないなら刺身、子を持っていたら煮付けにすると最高です。

イシカレイ、マスカレイ
イシカレイ、マスカレイ

こちらは手前右2枚がイシガレイ、その他マスカレイになります。

イシガレイのサイズが良いので刺身で食べても美味しく頂けそうですね。

基本的に境港の地元のお客様はカレイは煮付けで食べるのが当たり前なので、恐らく煮付けで食べるんでしょうw

エンガワなんかも美味しく食べられますしフライやムニエルにしても美味しいのですが、やっぱり食べつけた方法で食べるのが一番楽で美味しいんでしょう。

マスカレイは煮付けで食べると実に美味しい魚で翌日の煮凝りが楽しみで一時ハマっていました。

御飯と煮凝りがよく合って御飯が何杯でも食べられます。

真鯛
真鯛

写真がちょっとボケボケですが、手ごろな真鯛があったので入荷しました。

こちらは刺身で食べるのが一番のサイズですね~。

鯛はみなさんやっぱり刺身で食べられますね。

鯛のカルパッチョ
鯛のカルパッチョ

私の場合はこのカルパッチョが好物で私の大好きな辛口白ワインと共に食べるととても幸せな気分になれます。

カルパッチョ(Carpaccio)は、生の牛ヒレ肉の薄切りに、チーズもしくはソースなどの調味料をかけた料理の総称である。

イタリアの画家であるヴィットーレ・カルパッチョが薄切りの生牛肉にパルミジャーノ・レッジャーノをかけた料理を好んだことから、彼の名を取ってカルパッチョと呼ばれているという説がある。

引用 Wiki:カルパッチョ

元々は生の牛肉を使っていたのですが、最近では魚介類も使われるようになりました。

ちなみに刺身のカルパッチョの発祥地は日本だそうです、知らなかった・・

日本では、オリーブオイルと酢を使ったソースが多いですね。

私の場合はワインビネガーを使います。

境港市かやの鮮魚店
境港市かやの鮮魚店:荷作り中

まだまだご紹介したい魚もありますが、今日はここまで。

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