宍道湖産 シジミ、味噌汁で食べるのが定番!

境港の地元のお客様に根強く愛されているのが 宍道湖産 シジミ になります。

当店でも毎日仕入ていますし、お客様も毎日購入されます。

やっぱりみなさん味噌汁の具として食される方が多いです。

シジミには「オルニチン」「L-システイン」などが豊富に含まれていて、栄養面では文句なしの魚介類の一つです。

お酒を愛される方はこのシジミの汁を飲まないと朝が始まらないと言いますね。

現在でも広く愛されているシジミですが、シジミの汁を飲むという習慣はなんと江戸時代から続いているといいます。

鉄分なども豊富に含んでいますので、健康に気を遣う方の人気も高いですね。

オルニチン は、アミノ酸の1種で、有害なアンモニアを尿素に変換する尿素回路を構成する物質の1つである。アルギニンの分解によって生成する。

システイン はアミノ酸の1つで、2-アミノ-3-スルファニルプロピオン酸のこと。側鎖にメルカプト基を持つ。チオセリンとも言う。

Wikiより引用、システインオルニチン

この引用だけでは良くわかりませんが、有効な成分が豊富に含まれているということは間違いないようです。

宍道湖に生息するヤマトシジミは日本で食されている国産のシジミとして最も一般的な種類で、塩分濃度が1.5%以下の汽水域に生息しています。

宍道湖産 シジミ

健康食品として売られているシジミエキスの材料は「ヤマトシジミ」ではなく、「タイワンシジミ」になります。このタイワンシジミは汽水域(海水と淡水の混じる流域)ではなく、淡水に生息する種類で最近では日本でも繁殖が確認されており、在来種のマシジミの生態の影響が心配されています。

最近はシジミの輸入量が国産シジミの生産量を追い抜いて、この「ヤマトシジミ」のような国産シジミが貴重な存在になってきています。

我が家でも呑み助がいるのでシジミの味噌汁をいただきますが、なんとも言えない濃いくて深みのある味は病みつきになります、というかなってます。

宍道湖産 シジミ は密漁と産地偽装との闘いの歴史を持ちます

宍道湖産 ヤマトシジミ

宍道湖のシジミを管理されている「宍道湖漁業協同組合」は資源、ブランドを守るため大変な努力をされています。

例えば、宍道湖でのシジミ漁業には厳格なルールがあって一日で獲れる量、獲っていいシジミの大きさ、場所、一週間に出漁できる日数などが細かく決まっています。

大きな熊手のような道具(ジョレン)を使ってシジミを獲る漁師の様子をテレビなどで見たことがないでしょうか?

あの熊手のような道具(ジョレン)の目の大きさが決まっていて、目より小さいシジミは掬えないようになっています。

そしてこのルールを違反する漁師がいるとその違反者と関係がある漁師までもが連帯責任を負い、一定期間操業禁止のきつい罰則があります。

すごいですね、今の時代に連帯責任って。

これは漁師さんたちが自分達が生きていくために決めたマイルールですが、厄介なのはヤマトシジミは市場で高く売れるので密漁が後を絶たないことです。

以前は密漁で捕まっても罰金だけで済んでいたので、暴力が得意な方々のシノギ(稼ぎ、資金源)の一つとして乱獲密漁されていました。

どう考えてもこんなに市場に出荷されてるっておかしいなと思うことが以前は良くありました。

ですが平成21年に密漁対策として刑が重くなり、以前の罰金刑に加えて「3年以下の懲役又は200万円以下の罰金」が加算されましたので、今は以前程密漁の話は聞きません。

シジミの密漁は最高で一発実刑です、絶対にやめましょう。

宍道湖のシジミ漁

宍道湖のシジミ漁の風景

また、以前は産地偽装も多く輸入した外国産シジミを国産と言って販売する業者も多くあったそうです。

ただ、ヤマトシジミは日本だけで獲れるわけではなくロシアや朝鮮半島でも獲れるので、ヤマトシジミには変わりありません。

ですが、これも最近はあまり聞きません。

食肉偽装事件や産地偽装事件などが頻繁に起きた為、世間の食に対する考えが以前と変わってきているので、以前のように大胆には出来なくなっているのでしょうね。

宍道湖産 シジミ

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