今日は12月25日のクリスマスですが、年末の鮮魚店には全く関係ありません。

年末にかけてお得意様への御用聞きや干物作り、カニの発送作業とてんてこ舞いの日々が続きます。

赤貝(サルボウ貝)、ブリ・マルゴ(鰤の一回り小さいもの)、数の子、棒鱈、松葉ガニ、ズワイガニなど、正月に家族で食べるおせち料理や御馳走に使う魚介類の注文も聞いて回ります。

お客様にとって年に一度の大切なお正月なので注文の間違いなどがあってはなりません。

赤貝(サルボウ貝)などは今年は漁獲量が減って年末にかけて品薄状態になるのは分かっていますので、用意できるかどうかも心配なところです。

正月からは当店もお休みを頂きますので、毎年その間はお客様には干物などで我慢して頂くのですが、その干物も作らないといけません。

ホント、この時期は猫の手どころか誰でもいいから手を借りたいw

ベランスガレイは干物にすると最高に美味しくなります

先日手に入れたベランスガレイで干物を作って行ってますが、何分最近は天気が悪くて干物もあまり乾いてくれません。

山陰は冬の間はほんと雨や雪が多くて憂鬱な天気が続きますが、出来れば爽快な太陽が照る平穏な日々が続いて欲しいですね。

今回仕入れたベランスガレイはサイズが良くて脂ものっていますので、干物で食べると結構な食べ応えがありそうです。

捌きがいがある大きなサイズで一人一枚は少し多いほどですね。

当店のお客様はこのベランスガレイは煮付けか干物で食べられます。

身が水っぽい魚ですので焼き物などにするときは塩を振って身を引き締めてから焼かないとイマイチかもしれません。

カマスもそうなんですがこういった身が水っぽい魚を天日干しにして水分を飛ばしてやると、身の旨味が凝縮されてビックリするほど美味しく変身します。

せっせと頭・ハラワタを落として一定の塩分濃度の塩水に浸けていきます。

結構な量のベランスガレイを干物にしているはずなんですが、気付くといつも物が売れてしまっていて在庫が無くなっています。

干物を増産する体制を作ることを考えないといけないですかね~。

いい塩梅に塩水に浸かるとあとは干していくだけです。

干物はすべて天日干しで作っていますので、ここで雨天が続くと中々魚が乾かなくて干物作りに余分な時間が掛かってしまいます。

こうやってベランスガレイを干していると、干物大好きなお客様がいつものごとく乾いていないうちから予約していきます。

ありがたい話なんですが「もう少し数が出来上がるまでこらえてつか~さいや」と心の中でつぶやいています。

このべランスガレイ干物は大変美味しい干物です、ぜひ一度ご賞味ください。

 

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