クロムツ がとても美味しい事に気付きました

最近 クロムツ がハマチなどに追われて定置網に入っているようで、よく市場に水揚げされていました。

以前までは単に煮付けの魚と決め込んでいてあまり興味はなかったのですが、お客様に出す物は自ら食べて美味しい食べ方を知ってもらうのも魚屋の務めと、塩焼きと刺身にして食べてみると、これがイケる。

黒ムツの塩焼き・刺身が最高に美味、ホタテの焼き物もイケる/今日の晩御飯編

塩焼きは柚子を絞って食べるとクロムツの脂とよく合って、ここ最近の一番の当たりでしたし、刺身は甘みがある濃厚な味でこれも食べた瞬間に「美味しい」と言葉に出た位最高。

これだけ美味しい魚なら干物にしても美味しいはずと決め込んで干物にしてみると、文句なし。

クロムツの天日干し、干物がイケてる!/黒ムツの美味しさに虜になった

じゃぁ、一度お客様に干物を味わってもらおうと黒ムツの干物を勧めると美味しかったという反応。

あぁ、これなら地元のお客様だけでなく遠方のお客様にも美味しく頂いてもらえる「はず」と思い通販用に真空パックしているところです。

クロムツの入荷が安定していないのでまずは馴染みのお客様向けに販売していこうと考えています。

クロムツの天日干し干物
クロムツの天日干し干物

脂がノリノリですのでたいへん美味です、魚を長い間食べてきた私がハマってしまいました、魚屋イチオシw

どんどん作って行ってますが、アジやカマス、カレイのように年がら年中ある魚じゃないので、安定して商品として出すのは難しいかもしれませんね~。

深海魚で水深200m~の深さで獲れ、旬は秋~冬の魚ですが数が少なく高級魚です。

本来はもう少し大きいサイズが流通していますが、この手頃な20㎝程度のサイズが実は一番美味しく頂けるサイズかも知れませんね。

このクロムツに興味を持ったきっかけは最近行った竹ノ内団地の回転ずし「大漁丸」にも黒ムツの握りが置いてあり、食べたところ脂がのっていて美味しく頂けたことですね。

やっぱり色んなところで色んな物を味わないと新しい考えや発想やエネルギーが湧いてこないですね。

このクロムツ深海魚なのに定置網に入っているのが引っ掛かていて、実は今年こんなに揚がっているのが異常で本当はあんまり獲れないんじゃと悪い予感が少ししています。

これだけ美味しい魚なので出来ればぜひ一度は味わってほしいですね。

ガンゾウガレイ
ガンゾウガレイ干物

こちらはガンゾウガレイの天日干しで、これもイケてる!

今の時期は魚に脂がのっているし、時期的に天日干しに向いている時期なので旬の魚を干物にするとなんでも美味しいです。

左ヒラメの右カレイの法則から行くとこれはヒラメだよな~とずっと思っていましたが、調べてみるとやっぱりヒラメでした。

正式名称は「ガンゾウビラメ」です、が関西での正式名称は「ガンゾウガレイ」となっています。

種類がヒラメなのは間違いないですが西の方はカレイを名称につけるんですね、不思議。

このガンゾウガレイ(実はヒラメですが)は境港では結構人気があって皆さん煮付けで食べますね。

あえて干物にしてみましたが、これも美味しい。

せっせと干物作りに励みます。

松葉ガニも梱包しないといけないし、干物も作らないといけないし、刺身も作らないといけないし、この時期魚屋は忙しすぎます。

 

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