白尾神社 輪くぐり

白尾神社 大祓い輪くぐり祭

毎年6月と12月には外江町にある白尾神社で大祓い輪くぐり祭があります。

地元で生まれ育った私には昔から馴染み深い神事の一つで、季節の移り変わりを教えてくれる夏の風物詩です。

白尾神社は地元の神社なので私個人として馴染み深いのもあるのですが、白尾神社が神事の際に使う神饌物の「鯛」を当店から調達して頂いている事もあって、鮮魚店である当店にとっても一年の中の一つの行事ごとになっていますね。

大祓(おおはらえ、おおはらい)は、日本の神道儀式の祓の1つ。祓は浄化の儀式として宮中や神社で日常的に行われるが、特に天下万民の罪穢を祓うという意味で大祓という

1年のうち、毎年6月と12月の晦日(新暦では6月30日と12月31日)に行われるものを恒例とするが、天皇即位の最初の新嘗祭である大嘗祭の前後や、未曾有の疫病の流行、斎宮斎院の卜定、災害の襲来などでも臨時に執り行うことがあった。

中臣(なかとみ)の祓とも言われる。

白尾神社 輪くぐり

夏の大祓いの事は「夏越の祓」「夏越の夜」「名越の祓」などと呼ばれていて、多くの神社で「茅の輪潜り(ちのわくぐり)」が行われます。

白尾神社でももちろん茅の輪くぐりが行われ、茅で編んだ直径2m ほどの輪が鳥居に括り付けられていて、正面から最初に左回り、次に右回りと 8 字を描いて計3回くぐることで、半年間に溜まった病と穢れを落とし残りの半年を無事に過ごせることを願うことができます。

大祓いの儀式が始まる午後8時の少し前に白尾神社に着きましたが既に人が一杯で、夜店も多く出店されていることもあって大変な賑わいでしたね。

昔の私がそうだったように、中学生ぐらいの子供たちが友達同士で夜店で買い物したりかき氷を頬張りながら夏の夜を楽しんでいました。

昔と違って外江地区も年々人が減って空き家が増え、街で遊ぶ子供の姿もあまり見なくなってきましたが、この輪くぐり祭には皆さん大集合でしたねw

孫を連れてお祓いに来ている当店のお客様もちらほら見かけ、この輪くぐり祭が地元にとても根付いている事が伺えます。

午後8時から大祓いの儀式が始まりました。

白尾神社の宮司さんは男性の社会と言われている神職宮司の中でも珍しい女性の方で、この白尾神社、同じく外江の西灘神社、芝町にある清芝神社の宮司さんも務めている多忙な宮司さんです。

当店にもよく来て頂いていますが、気さくで朗らかで魅力的な方です。

男性社会の神職という世界ではご苦労される事も多いでしょうが、大役をこなして頑張っておられる姿には感心させられます。

 

しっかり八の字に輪くぐりしましたので過去半年の災い事はお祓い出来ましたw

次は年末の大祓いですね。

 

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