鳥取県境港市沖の美保湾で養殖されているギンザケの水揚げが26日、始まった。事業化5年目の今年は前年比17%増の1900トンの水揚げが目標。5月下旬まで「境港サーモン」として全国に出荷される。

 

作業は事業を手掛ける弓ケ浜水産(同市竹内団地、竹下朗社長)の工場岸壁で行われ、出荷用いけすからポンプで作業台に水揚げ。鮮度を保つため作業員が素早く生け締めし、氷水のタンクに入れて近くの工場に運んだ。

 

初日の水揚げ量は約10トン(約9千匹)で、平均1・2キロ(体長約40~45センチ)。生食用の片身などに加工され、中国地方の量販店や外食チェーンを中心に出荷された。

 

同社養殖部の藤田真守生産推進課係長は「しけや低温の影響が心配されたが、出荷サイズにまで順調に成育した。これから成長するので期待してほしい」と話した。

美保湾産の養殖ギンザケは荒波育ちで身の締まりがよく、刺し身用としても評価が高い。同社は今期、海面養殖のいけすを24基(前期21基)にし、増産を図っている。(久保田恭子)

 

引用 日本海新聞 「境港サーモン」全国へ 水揚げ17%増目指す

 

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