一年が経つのは本当に早いですね、正月が明けたのがついこの間のような気がしてましたが、あっという間にもう年末です。
小さい時は一年間ってとても長く感じましたが、そう感じるのは子供は大人と違い経験していない新しい物事に日々出会うからだと聞きました。
確かに大人になってというか最近は1年間の行事が決まっていてそれをこなして行っているだけです。
カニが解禁されればカニの仕入・梱包発送、年末にはブリや赤貝(サルボウ貝)の仕入れ、マグロの時期はマグロに追われてと一年間の流れが決まっているのであっという間に一年が過ぎるんでしょうね。
今日は宅配サービスの日ですが宅配サービス(木曜日)は今日が今年の最終日になります。
先週は魚がなかったので宅配サービスが出来なかったのですが、年内最後の日に魚があって新鮮な魚介類を配達できたのでホッとしています。
刺身は定番のカンパチとスズキ、タイ、ハマチ、サーモンなどを用意しました。
カンパチ・ハマチ・鯛は今の時期美味しい魚です、特に隠岐の島近海で獲れた「天然のはまち」の脂のノリがすごくてお客様から大変評判が良いですね。
宅配サービスのお客様はまだチビちゃんがいるような若い方が多く、毎週木曜日は家族で手巻き寿司パーティーと決めている方が多いですね。
地元境港の年配の方はあまり手巻き寿司とかは食べませんね、寿司飯を作るのが面倒なんでしょうか?
ハマチは何度食べても飽きが来ない魚ですね~、寿司飯と脂ののった身がとてもよく合って寿司ネタの中でも人気が高いですね。
鯛・スズキもハマチとはまた違った上品な味が楽しめます。
宅配サービスのお客様はマリネやカルパッチョにも挑戦されているようで、美味しかったとの感想をよく頂きます。
マリネやカルパッチョは好みに合わせてアレンジできるところが人気がある理由のようです。
新鮮な鯛は非常に綺麗な身で料理していると思わずウットリとしてしまいますw
最近私はタイをカルパッチョで食べるのにハマっていますので、こんな綺麗な身の鯛を見ると思わずつばが口の中に溢れてきますw
新鮮な魚は捌いた身もやっぱり美しいですね。
今日の変わり種はこちらの青ナマコ、糸こんにゃくのように上にのっているのが「このわた」になります。
境港で売られているナマコはマナマコになりますが、体の色によってアカ・アオ・クロの3種に分けられて販売されています。
その中でもスーパーなどで販売されているナマコは殆どが価格の低いアオナマコになります。
赤ナマコは岩礁地帯に、青ナマコは内湾の砂地に生息していて、その生息地の違いによって食感が違い、「赤ナマコ」のほうが磯の香りがしてコリコリとした食感が良いといわれています。
一方青ナマコは赤ナマコに比べて硬くてクセがあると言われています。
これはもう個人の好みの問題ですね、人によっては赤ナマコの方がクセがあるという方もいらっしゃいますし・・
当店の地元のお客様はどちらかというと「青ナマコ」を好んで食べられますね。
ナマコは最初綺麗に洗ってやって頭と尻尾を落とし、開いてハラワタを取り出してから再度水洗いして綺麗にし、薄く切っていきます。
ナマコは境港の正月料理には欠かせない料理の一つでもあります。
旬は今の時期(冬)で、ポン酢で食べると美味しく頂けます。
我が家ではナマコ酢はポン酢ではなく、柚子と醤油の二杯酢で食べています。
今が美味しい時期なのでナマコはぜひ一度ご賞味ください。
今とんでもない値段になりつつあるイクラの醤油漬けです。
このままだと購入されるお客様がいなくなりそうな程値段が上がっています。
ニュースで暴力の得意な方々がイクラの密漁で捕まったと放送していましたが、確かにこの値段だと密漁する輩が出てくるのも納得できます。
イクラ中毒の方がおられましたら今のうちに食べといた方が良いかもしれません。
今日の揚げるだけの白身魚はセイゴになります。
境港近海で獲れた小さめのセイゴで作ったもので卵と小麦粉とパン粉のみを使用しています。
小さいセイゴを使っているので骨も気になりません、1パック8切れ入りです。
白身魚はキスを使ったりセイゴを使ったりとその日によって違いますが、これがお母さま方によく売れる。
揚げるだけなんで楽なんでしょうね、特にお子さまのお弁当のおかずとして便利なようです。
以下に続く