一夜干し 、みりん干し、干物が美味しい季節になりました

寒くなってきましたので干物が美味しい季節になってきました。

アジの干物はお客様の大好物の干物の内の一つです。

移動販売で持って行けば完売しますし、店頭に干していれば串ごと売れてしまいます。

一日3食としてこの人たち3食すべて魚じゃないかって位魚を食べます。

私は生まれてから食事は魚で育ってきましたので、肉料理を何日も食べることが出来ずにすぐに魚が食べたくなってしまいます。

海外旅行に行ってもしばらくすると日本食が恋しくなってしまい、刺身や干物なんかを夢で見るくらいです。

私なんかは鮮魚を扱うという生業の家の者ですから特殊な環境だと思いますが、お客様ははるかに私を上回る位魚食べますね~、まさに魚中毒です。

当店の干物も中毒患者が多いです(注:口が悪いですが馬鹿にしている訳ではありません、私も重度な中毒患者です)。

カマスの干物

特に人気が高い干物の一つはこのカマスの干物です。

これはみなさん大好きで一串10匹ほど刺さっていますがこれを串ごと購入されます。

10匹って多いな~と思うかもしれませんが、3人家族だと毎朝食べると3日しかもちません。

一人一枚くらいペロリと食べられる方が多いですから、すぐになくなってしまうんでしょうか、皆さん購入されるペースがスゴイ。

カマス干し

こうやって干していると近所のお客さんは串ごとキープされて後から取りに来られます。

焼いて食べるとなんとも言えない味で人気があるのもごもっともです。

べランスガレイの干物

このべランスカレイも人気が高い干物の一つです。

このべランスガレイは正式名称ヒレグロカレイ(鰭黒鰈)と言ってカレイ目カレイ科ヒレグロ属の海水魚です。

このカレイは見た目があまりよくないのですが、干物にすると評価は一変します。

境港では干物としては最高クラスの人気があります。

べランスガレイの干物、冬の味覚はズワイガニだけじゃない!

アジのみりん干し

アジのみりん干しも大人気の干物です。

境港近海で獲れた「真あじ」を開いて特製だれに漬けたものを干してあります。

みりん干しを食べる時の注意は焼きすぎないことです。

さっと表面を炙って少し焦げ目がつく程度が一番美味しいのですが、ミリンボシですの下手をするとすぐ焦げて真っ黒になってしまいますから注意が必要です。

自家製エテカレイの干物

エテガレイの干物も大人気でこのサイズだと一匹一人前の丁度良い大きさです。

エテガレイは干物の中でも味がさっぱりしている方ですので、飲みすぎた次の日の朝食の干物ならこのエテガレイを選びますw

これも軽く炙ってやって柚子かレモンを絞ってやると上品な味わいでとても美味しく頂けます。

ニギス、オキギスの干物

ちょっと写真があまり良くないですが、ニギス・オキギスの干物も大人気です。

生のニギスは個人的には美味しくもなく不味くもないという中途半端な魚なんですが、干物にすると途端に美味しい魚に変身します。

ニギスの焼き魚は私の好物の一つです。

こうやって干物を考えていくとまだまだありますね、ノドグロ・レンコダイ・シロハタなんかも人気があって美味しいお魚です。

そちらの紹介はまた今度

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