今年も 境港の黒マグロ のシーズンが始まりました!
毎年恒例の事とはいえ気合が入りますね~w
当店の場合古くからの境港の地元のお客様はマグロにはあまり興味がありませんので、年齢層がやや低い宅配サービスのお客様が対象になります。
宅配サービスのお客様には境港のマグロは大変な人気で、マグロのシーズンには刺身に手巻きにカマの塩焼きなどで皆さんたっぷりとマグロを堪能するようです。
境港に水揚げされるマグロは年間の漁獲量に制限がありますが、ここ最近は獲れすぎる程獲れてシーズン終了までに漁獲量の制限一杯になることが多かったですね。
境港にたくさん魚が水揚げされるのは地元の魚関係者としてはやっぱり大変嬉しい!
特に最近は新型コロナの影響で世の中が嫌~な感じになっていますので、マグロが大漁!景気がいい話は素直に喜べます。
早速マグロを待ちかねているお客様の為にマグロを仕入れ。
50k級のマグロの兜を結構な量仕入れましたが、これが私の体力では持ち運びがキツイw
テレビで見かけた何十キロの荷物も楽に運べる作業用のパワードスーツ、安くなれば真っ先に購入したい・・
マグロは捨てる所がないと言われるほどほとんどの部位が美味しく食べられます。
特に脳天部分の「鉢の身(ツノトロ)」や「ホホ肉」などはマグロ好きの通が好んで食する部位で、一匹から僅かな量しか取れないこともあり大変人気があります。
DHAとコラーゲンたっぷりの目玉は煮付けにするとトロトロで口中でとろける具合は珍味ですねw
トロや赤身ももちろん美味しいですが、マグロの変わった部位も引けを取らない美味しさです。
ぜひ一度挑戦してください。
今日は竹内団地の境港さかなセンター内の(有)仲屋食品さんにお邪魔して、マグロの半身を分けてもらうついでにマグロの解体も見せてもらいました。
久しぶりに境港さかなセンターに行きましたがあの広いセンター内にお客様は2人程・・
観光客相手の商売ですので新型コロナの影響をもろにかぶっていますね、寂しい話です。
今日のマグロは21Kg程の小型でしたが近くでみると大きい!
普段接する魚は年末のブリが一番大きい位なので、21kの小型のマグロとはいえ私には大きすぎw
私の力で解体なんて無理無理カタツムリw
早速解体が始まりましたが、早い!
結構なスピードで包丁を無駄なく動かしながらみるみる解体していきます。
マグロに刃を入れる時に全く迷いがないんですね。
捌く動作に心を奪われているほんの何分かであっという間に半身になりました。
なんとこれが職人技!
あれよあれよと捌く作業で使う得物はこの両刃の包丁、う~んこの域に達するには何年かかるのか・・
いやぁ良いものを見せて頂きました。
半身を丁寧に箱詰めしてもらいました。
ありがとうございました。
境港のマグロシーズンが始まりました!
ぜひ新鮮な境港の生のマグロをご賞味ください。