金魚葉椿 など花が綺麗な季節です
春というより初夏と言った方が良い程最近気温が高いですね。
年始にあれだけ雪が積もっていたことがもう大分前の様な気がします。
移動販売では色んな地点を回りますが、お客様の畑の横や庭先にかやの号を乗り付けることもよくあります。
年配の方が多いので植木や花に凝っている人も多くて、今の時期は綺麗に咲いた花を見るのも楽しいものです。
写真の金魚葉椿は植木好きのあるお客様の庭に咲いていたものですが、見事な花に思わず見とれてしまいました。
金魚葉椿とは葉っぱの形が金魚のようにくびれて先が三つに分かれた形のものを言います。
この金魚葉椿が何本も植えられていて一斉に花をつけている様子はなかなか壮観でした。
我が家の椿は私がズボラなので枯れてしまいましたが、これは手入れが大変そうですね~。
ノドグロ、サイズは金魚だけど大人気
なんて金魚葉椿や植木の話をしながら魚を選ぶお客様方の間でネタになったのがこの小さなノドグロですw
今日のノドグロは新鮮なんですがサイズが写真の様に小さくて、みなさん「金魚ような小ささw」と言いながら選んでいました。
確かにこの小さなノドグロは金魚と言ってもおかしくないサイズでしたが、久しぶりだったので皆さんたくさん買って帰られました。
サイズが小さいので値段はお手頃なんですがこういうサイズの魚を見ると、もっと大きくなってから獲れば良いのにといつも思います。
稚魚を根こそぎ獲ると成魚の数が減るのは当たり前のことで、数年後には今の価値よりも何倍も高くなる水産資源を目先の水揚げを上げる為に自ら潰していっているのです。
日本の漁業は早い者勝ちで先に獲ったものが得をする消耗戦ですが、この方法は世界の水産業からすると大変遅れているのは、漁業立国のノルウェーなどを見ると明白です。
ノルウェーなど漁業先進国は徹底した漁獲制限を行い、価値のない稚魚は獲らず価値の高い成魚のみを獲ることで水産資源の保護と漁獲高(売上)の増加に成功しています。
300円でしか売れない稚魚は獲らずに、成魚になった魚をたくさん獲って3,000円で売る方が儲けが出て水産業界や関係者が潤うのは当然です。
境港の一魚屋が思う位ですから、頭の良い水産庁などのエリートの方々はこういう問題を既に把握しているはずです。
特にノドグロなどは成魚では大変価値がある魚なので、是非とも早急に漁獲制限をして資源保護をしてほしい所です。
境港では新鮮なノドグロ(アカムツ)は煮付けが一番塩焼きが二番で食べられていますが、刺身で食べても絶品で濃厚なノドグロの味は病みつきになることは間違いなしです。
今回の様な小さいサイズのノドグロでは刺身にするのも一手間ですが、ぜひ一度挑戦してもらいたいですね。
大変美味しいノドグロですので、ぜひ安定供給して頂けるようお国には漁獲規制など水産資源の有効活用の措置を取ってもらって、ノドグロをたくさん食べれるようにしてほしいですね。
芝桜と桃の一種と言っていましたが、なんの桃でしょうか。
大変綺麗な花が目を楽しませてくれます。