JR西日本は8日、鳥取県や岩美町と連携して地下海水を使った陸上養殖施設で育てた高付加価値マサバ「お嬢サバ」の本格販売をスタートした。サバの日(3月8日)を「解禁日」としてJR大阪駅でセレモニーを行い、“いいサバ”の語呂合わせで午前11時38分に鏡開きして祝った。

 

カウントダウンに合わせ、JR西日本創造本部ビジネスプロデュースグループの石川裕章プロデューサー、サバ料理専門店「鯖(さば)や」の右田孝宣社長の2人が、お嬢サバ入りの「鯖だる」を開いた。

 

石川プロデューサーは「関西を中心に販売店舗を広げ、世の中に送り出したい」と語り、右田社長は「生臭くなく上品な味。サバ文化を広めたい」と期待を寄せた。

 

「お嬢サバ」は、地下海水をろ過してくみ上げ陸上養殖で育てることで、寄生虫が付きにくく刺し身や白子も食べられる。鳥取県内のぎんりん・村上水産グループ店舗、関西のJR西日本グループ、鯖や各店舗などで取り扱う。(岡村博)

 

引用 日本海新聞 2018年3月9日

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