サルボウ貝 ( 赤貝 )、ぜひ一度ご賞味ください

ここ境港市ではこの赤貝( サルボウ貝 )が無ければ正月が迎えられません、というほど冬の名物として食べられている貝です。

こちらでは赤貝と呼ばれていますが、サルボウ貝と赤貝は生物としての分類は同じですが種類が違い本当の赤貝ではありません。

大きく違う点はやっぱり大きさでサルボウ貝は最大5㎝程度の大きさに対して、赤貝の貝殻の幅は10㎝を超えます。

このサルボウ貝、昔は宍道湖や中海で幾らでも獲れたらしいですが今ではあまり獲れず、現在市場で宍道湖産や中海のサルボウ貝を見ることはなく有明海産のものしか目にしません。

ただ見た目は小型の赤貝そのものと言っていいぐらいで、本家の赤貝よりもこの境港では親しまれています。

ちなみにサルボウ貝の名前の語源は猿頬(猿の頬っぺた)といって猿が食べ物を口いっぱいに含んだ状態の頬っぺたに似ているからだそうです。

赤貝(サルボウ貝)
赤貝(サルボウ貝)

境港の人々はこの赤貝(こちらでは赤貝と呼ばれているので赤貝と呼びます)は大好きで、我が家でも正月などは貝殻付の赤貝の煮付けが山盛り食卓に登場していました。

これを家族みんなが黙々と貝殻を開けて口に運んでいたのが正月のイメージとして頭に残っています。

他の地域のことは知りませんが、一人一度に20~30個程度は食べていましたがこれだけ食べられる貝ってあまりないような気がしますね、シジミくらいでしょうか。

赤貝(サルボウ貝)が売れる
赤貝(サルボウ貝)がよく売れる

今日は赤貝が今年の初物だったので人気がありましたね、移動販売先で皆さんセルフで欲しいだけ購入していきます。

貝で言うとシジミ、ハマグリ、夜泣き、赤貝がありましたが、今日の人気は赤貝がダントツでした。

みなさんこの赤貝をお待ちだったようです。

 

赤貝(サルボウ貝)、煮付けが一番人気

赤貝(サルボウ貝)の煮付けはまず綺麗に水でサルボウ貝を洗ってやって、泥や汚れを落としてやりましょう。

結構な汚れが付着していますのでバケツなどに入れて水を何回か変えて洗うといいでしょう。

煮付ける際に火の通し過ぎは貝のプリプリした食感を台無しにしてしまいますので、火の通し過ぎには気を付けましょう。

適度な火加減と加熱時間で煮付けたサルボウ貝は、プリプリした食感とジューシーな貝汁がとても美味しくて病みつきになります。

赤貝(サルボウ貝)、ぜひ一度ご賞味ください。

 

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