夜泣き( ヨナキガイ 、 テングニシ )、旬は秋~春
今日は久し振りに夜泣き( ヨナキガイ 、 テングニシ )がありました。
境港ではこのテングニシが夜泣き貝と呼ばれていますが、アカニシを夜泣き貝と呼ぶ地方、コナガニシ(アカベ)を夜泣き貝と呼ぶ地方もあってややこしく、他県の方と話しが合わない時が稀にあります。
この夜泣き貝(テングニシ)は、主に広島県の方で食用として人気がありかなり消費されているようです。
なぜ、夜泣き貝というのかというと子供が夜泣きをした時に薬として用いたという説や、夜泣きをした子供の横にこの貝をおくと泣き止んだという説など色々あるようですが、語源は子供の夜泣きのようです。
子どもが夜泣きしてこの貝を食べたからって泣き止むとは思えないけど・・う~ん、分かりません。
境港では人気がありますね、主に刺身・塩茹、次に煮付けでしょうか。
年配の方しか購入されませんがコリコリとした食感がよく、独特の甘みのある身は刺身で食べると病みつきになるかも。
ハラワタは苦いので食べても貝ごと煮てもいけません、むき身ではらわたを落とした身だけにして料理しましょう。
この貝の旬が秋~春なので今からが美味しい時期です。
ぜひ一度ご賞味ください。
マスカレイ(マコガレイ、城下カレイ)です、旬は春~秋ですが年中獲れます。
刺身が非常に人気があってカレイの刺し身と言えばこちらの地方ではこのマスカレイの刺し身のことを指します。
煮付けでもカレイの煮つけと言えばこのマスカレイが一番人気です。
カレイの中では刺身、煮付けにすると一番美味しいと個人的には思います。
当然移動販売なんかでマスカレイを持って行くと年配の方は目がないようですぐに売り切れてしまいます。
鱗も小さくて骨も柔らかいので料理が苦手なお母さんでも手間はあんまり取られません。
今日のマスカレイは痩せていない上等ですね。
ぜひ一度ご賞味ください。
今日もセコガニは上等で写真では分かりませんが、活きて腕を振り回していました。
荷造りしている間に通りがかったお客さんがセコガニ買って行かれました。
ありがとうございます。
エテガレイ、アジ、ちょっと見難いですがアジの下にオキギスの干物です。
干物中毒のお客様がたくさんいらっしゃいますので、よく買って頂けます。
これはアジのみりん干しをパック詰めしていっているところです。
エテガレイ・アジ・オキギス・アジのみりん干し・カマス・べランスガレイなど干物が美味しい季節になってきました。
今の季節は天日干しが出来ますので一層美味しく頂けます。
この移動販売では積載できる魚に限りがあるので本当は店舗に来ていただくのが満足いただけると思うのですが、年配の方が多いので無理な話です。
移動販売地点がお客様方のおしゃべり場所になっているのもありますがw
最近宍道湖産ヤマトシジミの質が良いという話をしてきましたが、やっぱり今日も良かったです。
今年は宍道湖の水質がいいのか宍道湖漁協さんの懸命の努力の結果なのかとても品質がよく評判もよいです。
宍道湖の漁師の田中さん、ありがとうございます。
重度のシジミ中毒患者のお客様でも満足いただける品質だそうですw
シジミは身体にいいので中毒になってもらった方が良いです、当店もw