「やすぎ刃物まつり」のんびりと刃物を見て回るのも楽しい
毎年GWに開催される「やすぎ刃物まつり」に今年も行ってきました。
イベントを見に行って楽しめるのと商売柄包丁や砥石などを使っていますので、興味本位で毎年見に行ってます。
当日は風が強くて行楽日和ではなかったですが、雨が降らないだけまぁよかったです。
刃物まつりと言うだけあって、包丁はもちろん鑿(のみ)や鉋(かんな)などの大工道具や農作業用の鎌や鍬、爪切りなどありとあらゆる刃物が出店に並んでいます。
更には刃物を研ぐ砥石やオイルなどのメンテ道具、その他色んなものが販売されていますので見て歩くだけで楽しめますね。
いつもはさっと回る程度なんですが、今回はじっくりと色んな刃物を見て回りました。
ビックリしたのが大工道具の値段のピンキリさw
普段包丁を仕事で使っていますので包丁の相場はある程度知っていましたが、大工道具がこんなにも高い値が付くものとはこれまで思いもしなかったです。
例えば鉋(かんな)が一つ20万円するって信じられますか?
高そうな箱に入っていましたので鉋の中では高級な部類なんでしょうが、素人の私には20万円の鉋と1万円の鉋の違いがまったく理解できませんでしたw
木の削れ方が違うんでしょうか、それとも材料の違いでしょうか・・
しかも20万円が最高級ではなくてそれ以上に高値の鉋が置いてあって、私にはほんと理解不能でした。
鑿(のみ)も何本もセットで15万円とかの値札が付いていましたし・・
う~ん、よくわからない。
刃物を並べて販売している横では刃物研ぎもしていて、お客さんが持ち込んだ切れ味が悪くなった刃物をせっせと研いでいました。
日常的に包丁を酷使する私のような魚屋ではすぐに切れ味が悪くなりますので、包丁研ぎは日課の様なものですが、一般の家庭ではそれこそ3か月に1回研いだら良い方でしょうか。
鎌などはグラインダーを使って研いでいましたね。
砥石も多く並んでいました。
天然砥石もこれまたピンキリで、写真の砥石は安物コーナーに置いてあったものですが、高級な天然砥石が置いてある一角では砥石一つが10万越えがザラでしたw
ホームセンターで売っている砥石を使っている私には砥石一つが10万越えってww、これまた理解不能ですw
目の保養にはなりますが・・・
ブラブラ商店街を歩いていると陶器を販売している出店がありました。
商品を見てみると良い感じのお皿とカップがあったので購入、ついでにカエルの置物も購入。
カエルの置物は無事帰る(カエル)の語呂が好きで旅行やイベントに行ってカエルの置物があるとよく買って帰ります。
皿とカップが結構好みのものだったので帰宅してから何か他に良い陶器がないかとネットで検索してみましたが、どうやら商売でやっているのではなく同好会のようでネットで情報を得ることは出来ませんでした。
まぁ、来年また出店されていましたらもっとじっくりと拝見させてもらいます。
商店街の近くではクラッシックカーがずらりと展示されていました。
ヨタハチ、マツダ R360、セリカ、HONDA N800、スバル 360などの昭和のクラッシックカーには、マニアっぽい人達が群がっていましたw
まだナンバープレートが付いた状態ですので、車検もキチンと通っているということですね、スゴイ。
日産が好きな人にもこんな懐かしい車が並んでいます。
商店街の出店をあらかた見て回った後、安来商工会議所のアウトドアナイフショーを見に行きました。
ナイフメーカーごとのブースにカスタムナイフがずらりと並んでいて、気に入れば購入もできます。
ナイフ収集家さんならナイフ職人とうんちく話に花が咲きそうですw
刃物まつりが本当に刃物だけだったら、私のような刃物の素人にはちょっと味気なかったかもしれませんが、クラッシックカーのイベントや刃物以外の団体の出店や飲食店などもありますので、十分に楽しめましたね。
手作りナイフ体験、ミニテニス、スタンプラリーなどお子さまでも参加できる催し事がありますので、チビちゃんを連れて行っても楽しく遊べます。
イノシシ肉の串焼きなんかもありましたので、食べながら生ビール片手にぶらりと歩いても楽しいかもです。