ズワイガニ漁が解禁前になると カニ 通販 の予約を頂けます
ズワイガニ漁が解禁されるのは毎年の事ですが、この解禁日を待っているのは何も鮮魚関係者ばかりではありません。
地元のお客様はもちろんですが、永いお付き合いをさせて頂いているお客様方から待ってましたとばかりに予約注文を頂きます。
みなさんやっぱりカニが好きなんですね。
「必ず解禁日の初物を値段を問わないから食べたい」という太っ腹なお客さんもいらっしゃいますし、「大きさはどれ位のもので値段はここまで」というこだわりを持って注文される方、「金額はこれだけ払うので値段が落ち着いたら好きなように見繕ってくれ」というお客様もいらっしゃいます。
「贈答用で送るので見た目が完璧(脚がそろってヤケなし)なものが欲しい」、「家族で食べるので多少脚がなくてもヤケがあっても身が詰まっているのがいい」というお客さまもいらっしゃいます。
毎年この時期にこういう予約を頂くと、世の中には色んな人がいるな~とつくづく思います。
確かにこの時期のカニって日本の風物詩として文化に根付いている気がします。
当店でも出来る限りそんなお客様の要望に応えようと頑張っていますが、この時期はほんと忙しさにてんてこ舞いです。
お客様の希望に沿うカニを求めて朝一に市場へ行って条件に合えば仕入(これはなにもカニだけではないですが)して、必要に応じてボイル→選別→販売→発送となります。
この発送処理はきっちりと検品氷詰め、箱詰めなどしないとお客様の手元に届くまでに傷んでしまうということもありますので、特に気を付けて行う作業です。
これは松葉ガニ、と勢子ガニを頼まれたお客様の荷物になります。
キッチリと氷を敷いた上に袋詰めしたカニちゃん達をやさしく載せて袋を閉じ、さらに氷を周りに詰めてやります。
カニちゃんに氷が解けた水が掛かると、身が水っぽくなって味が落ちてしまいますので袋閉じと氷の量などに気を付けます。
これはセコガニを大量買いしたお客様、下の箱もセコガニですので周りの方に配るんですかね。
このお客様は松葉ガニより勢子ガニが好きだとおっしゃって、勢子ガニばっかり購入されます。
鍋はあまり食べないのかな。
こちらは紅ズワイガニを頼まれたお客様用です。
紅ズワイガニも今年のズワイガニの競りの値段に釣られてかなり高くなっていました。
紅ズワイガニを買うんなら高い今でなくてもいいんじゃないの?と思いますが、ズワイガニ漁解禁のニュースを聞いたけど、ズワイガニの競り値が高かったので今回は紅ズワイガニを購入しとこうって感じでした。
このお客様もカニに目がないようでシーズン中に何度も松葉ガニを頼まれます。
好きな方は大好きですね~。
ぜひ一度日本海境港の松葉ガニ、勢子ガニ、紅ズワイガニを味わってみてくださいね。