タケノコメバル がありました!
年明けから時化や大雪が多く魚が少ない日が続きましたが、ここ数日は穏やかな天気が続き、漁船も一斉に境港に帰ったこともあって、本日は久しぶりに市場に魚が多く並んだ日でした。
GoToキャンペーンの中断もあって主力の松葉ガニの値段が下がったのも魚の水揚げが増えた原因の一つで、漁師さんが漁の対象を安い松葉ガニから魚にシフトし始めたと聞きました。
コロナの影響が漁師の仕事にまで及んでいるこの異常事態が早く終わることを願っていますが、何時まで続く事やら・・
みずきロードも人の気配はなし。
まぁ、愚痴っていてもしょうがないので美味しい魚の話をしましょうw
今日のおススメはこの タケノコメバル !
名前通りタケノコメバルはタケノコの皮のような模様の魚で、上の写真に3匹ほど混じってる魚です。
残りの黒い魚はクロソイです。
どちらもメバルの一種で境港では昔から馴染みのある魚になります。
地元境港ではメバルは煮付けで食べるのが定番で、クセのないやや甘い白身は甘辛い煮汁によくあい舌鼓を打つこと間違いなしです。
タケノコメバルは漁獲量が少ないこともあり、活きの良いものが仕入られた時はお客様の間で争奪戦が始まりますw
久し振りにタケノコメバルを仕入れたので、心の中では「今日の晩御飯で食べたいから売れ残ってくれ~」と思っていましたが、あっという間に売り切れました、残念w
数が少ないのもあったのですが、魚好きの方からすると今日一番目につく魚でしたからね~。
煮付けが美味しいのはもちろんですが、私はあっさりとしたタケノコメバルの刺身も大好きで、白ワインをお供に煮付けと刺身を食べるのが楽しみの一つです。
ぜひ一度食べてみて欲しいですが、スーパーなどで販売しているのは見たことないのでちょっと難しいかもしれませんね。
写真に写っているクロソイは外江港などの境水道で魚釣りをすると釣れる魚で地元ではよく食べられています。
こちらももちろんタケノコメバルに負けない程美味しい魚です。
食べる機会があればぜひ一度ご賞味ください。