トビウオ の旬は初夏~夏、今が一番美味しい時期です
けた曳き漁が5月から解禁になって市場で見かける魚が変わってきましたね~。
本日はトビウオの初物がありましたので迷わず入荷しました。
トビウオは地元のお客様には「あご」と呼ばれる馴染み深い魚で、「あご」が店頭に並びだすと夏の訪れを感じさせられるようです。
私もトビウオを見ると夏をイメージしますね~。
七類港沖の船釣りでトビウオが青物に追っかけられて飛んでいるのをよく見ましたので、その情景が頭に浮かびます。
境港では刺身、タタキ、なめろうで食べられるのが定番で、初物の今回は人気があって完売しました。
庶民的な値段の魚で獲れる時は大量に獲れるので、くさやや干物などの保存食に利用されることが多いですね。
以前はあごのミンチで作るつみれ汁が風物詩でしたが、最近では年配の方も面倒なのかつみれ汁を作るという方はいません。
当店のお客様はもう料理をガンガン作る方はいなくなってきましたね~、残念なことに。
私も年をとると料理をする気力なども無くなってしまうんでしょうかね・・
刺身はそのままわさび醤油で食べても美味しいですが、ネギや生姜などの薬味を添えてたたきで食べる方が私は好きですね~。
身自体の味がややあっさりして淡泊ですのでネギ、ショウガ、ミョウガなどの薬味で味を補う感じですね。
旬は初夏~夏の魚ですので今が一番美味しい時ですね。
トビウオのタタキはぜひ一度食べて頂きたい料理の一つです。
唐揚げにしても美味しい魚ですが境港ではから揚げにして食べるお客様はいませんね~。
刺身でも良し、から揚げでも良し、汁物でも美味しく食べれるオールラウンダーな魚ですね。
あご野焼き、あご干し(あごの素干し)、あご出汁(あごで作られた粉末出汁)、とびっこ(トビウオの卵)と加工食品としても多く利用されている身近な魚です。
トビウオ(あご)は今が一番美味しい時期です。
ぜひ一度ご賞味ください。