大阪の中2が最年少合格 境港妖怪検定 最難関「上級」

漫画家・故水木しげるさんゆかりの鳥取県境港市と東京都調布市で、10月22日にあった妖怪に関する知識を問う「第12回境港妖怪検定」の合格者が22日、発表された。最難関の上級に大阪市東住吉区の中学2年生、平井春希さん(14)が合格し、これまで27歳だった最年少記録を大幅に塗り替えた。

 

同検定は、境港商工会議所と境港市観光協会が主催。6~66歳の281人が「妖怪博士」を目指し初級、中級、上級の問題に挑戦した。小論文形式の上級は32人が挑み、合格は平井さんと札幌市の自営業の男性(26)の2人のみで、合格率は6・3%だった。

 

5歳で妖怪に興味を持ったという平井さんは昨年、中級に合格。今回、妖怪に関する本で得た豊富な知識で上級に初挑戦した。インターネットで合格を知ったといい「うれしくて言葉が出なかった。これからも妖怪の知識を深めていきたい」と喜んだ。

 

市観光協会の担当者は「若い世代でも妖怪文化を深く理解している人がいる。ファン層が広がっていてうれしい」と話した。

初級は受験者148人、合格者86人(合格率58・1%)で、中級はそれぞれ101人、13人(同12・9%)だった。(井川朋子)

 

引用 日本海新聞

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