鳥取県境港市外江町才ノ木神社に参ってきました。

由来を引用しようと思いましたが適当な文章がないなと思い、神社横の説明看板を文字起こししました。(後で見たら境港市のHPに掲載されていました泣)

境港市指定文化財

外江町の才ノ木

 ここ才ノ木神社の境内には、祠・鳥居のほか、エノキ・クスの巨木がそびえ立っている。神社や木の由来は定かではないが、地元では「才ノ木さん」と呼ばれて親しまれている。

 

 江戸時代、村の入り口や分かれ道には、村や旅人を守る神として「サイノキ」「サイノカミ」「道祖神」と呼ばれる巨木や祠などが祭られていた。

地域によって石像や木製の人形を祭るところもあったが、中でも、樹勢の強いエノキは、生命力が強いことから信仰の対象となったことが多かった。

信仰の起こりは定かではないが、松尾芭蕉が著した「奥の細道」(1702年刊)には、旅に誘う神として登場している。

 

 また、村人にとって身近な存在であることから、病気平癒の神、縁結びの神などとしても親しまれてきた。ここ才ノ木神社は、昔から耳病を治す神として知られ、地元を中心に熱心な信者を集めている。

木の根元には、信者が願いを込めて吊るした椀が飾られており、信仰に託した人々の思いが伝わってくるようである。

以前はこのような場所が市内各地にあったが、今ではここ一ヶ所を残すのみとなった。

先人達の信仰や暮らしぶりを伝える場所として、後世に残していくべき地域の財産である。

 

平成二十三年九月一日 境港市教育委員会

はい、こちら才ノ木神社で外江、渡地区の住人には馴染みの深い(?)神社になります。

神社と言っても写真のまんまで路地裏の集合住宅の駐車場の一角に鳥居と小さな祠があるだけです。

かなり昔からこの神社はあったはずですが、指定文化財とされたのはごく最近の平成23年9月1日になります。

境港市外江町才ノ木神社のお椀
境港市外江町才ノ木神社のお椀

横から見た祠の様子ですが、吊るされてはいませんでしたが説明書き通りお椀が積んであります。

耳の病気が治るように願いを込めて椀に穴を開けて吊るしたそうですが、そこまでは確認しませんでした。

エノキ・クス?の大木と祠の後ろには山椒の木が生い茂っていましたが、これはこれでいいのか?

エノキとクスが御神木じゃないの?

なんて思いながらもお祈りをしてきました。

榊も生けてありましたが現在は誰が管理しているんでしょうか。

境港市外江町才ノ木神社

何にご利益があるのかが消されていて分かりません。

この木を「サイノキ」「サイノカミ」として祀った経緯ってどんなんだろう、昔の人たちはここでどんな生活していたんだろう、なんて思いながら帰路に着きました。

また機会があったら詳しく調べて見ます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です