時化で魚が獲れない日が多くなる季節になってきました。
大漁旗が出れば港が活気付くように、魚が獲れると鮮魚関係者は活気付きます。
ですが、魚が獲れないと鮮魚関係者はしおしおですね~、やっぱり境港は魚が獲れないと境港らしくないw
相手はお天道様なので何を言ってもしょうがないです。
そんな時はせっせと干物作りとミンチ作りをしています。
ミンチといえども侮れません、魚の組み合わせで味も変われば食感も変わります。
鍋でも魚肉ミートボールでもハンバーグでもなんでも使えて、チビちゃん達が美味しく食べれるミンチ作りに日々精進していますw
今回は真アジとオキギスのミンチを作りました。
骨ごとミンチするのでカルシウムもバッチリ取れる栄養豊富のミンチですが、栄養だけでなく味も美味しくてこれがかなり評判が良いです。
骨ごとミンチする場合に気になるのが骨の食感ですが、当店は何度もミンサーを通すので骨もいい様に砕けて食べても気になりません。
卵などのつなぎを入れる方法もありますが、当店のミンチは魚のみ。
チビちゃん達でも大人でも美味しく頂けます。
琴浦町の方のお付き合いのある業者さんにミンチがあったので一度食べてレポしてくれと言ったら、「美味しかったのでまた作ってごせ」と言って20世紀梨を一箱頂けましたw
わらしべ長者の様な展開に笑ってしまいましたが、まぁ不味くはなかったんだと思いますw
ミンチの場合は配合に気を付けるのが一番大事でアジが多ければアジの味が濃いいミンチになりますし、オキギスが多ければオキギスの味になってしまいます。
こういったところが業者のマル秘レシピとなってきます。
もちろん当店もレシピを聞かれても教えられませんのでよろしくですw
このミンサーも長い間頑張ってくれています。
出来上がったものをパック詰めにして販売しています。
結構人気でお子さまのいらっしゃる家庭ではハンバーグにして食べたら好評だったと聞きました。
我が家はミンチを作ったらこれ、自家製ミンチのつみれ鍋。
写真はハマグリが入った海産鍋(今風に言うとシーフード鍋)ですが、これがさっぱりしていて美味しい。
これは自家製魚肉ミンチのつみれを箸で割った状態です。
つなぎも何も使用していないつみれで、食べるとアジとオキギスの身の旨味が口いっぱいに広がります。
我が家は醤油を鍋の出汁で薄めて柚子を絞り、ネギと時には一味を加えて水炊きの鍋を食べますがこれがイケる!
旨味が詰まって美味しいw
当店のミンチを元にして好みに合わせてつなぎや調味料を加えたつくねにすると、各家庭のお好みの味のつくね鍋ができますね。
なんか想像すると涎が出そうですが、お子様がいらっしゃる家庭ではお子さまの好みの味のつくねを作れば、お魚嫌いのチビちゃんでも無理せずに美味しく頂けますね。
骨ごとミンチしているので豊富なカルシウムなどの栄養分を無理せずに頂けます。
ぜひ一度ご賞味ください。