今日は時化で魚が少なかったですね。
自然が相手の仕事なので漁師さんには危険な海に出てもらいたくありません、もちろん。
今なんて昔と比べて船の丈夫さも波切りの良さも漁法も進化しているのに、時化で海に出れない日があるっていうのが自然の力の偉大さを表している様な気がします。
ですが鮮魚関係者は魚介類がなければ面白くないですね~。
やっぱり市場での活気も違いますし鮮度の良い魚介類を扱うとなぜか心に張りがでます。
やっぱり境港は魚がとれてなんぼの街だと心から思います。
こういう魚が獲れない時の食料や保存食として干物は発展してきましたが、今や干物は単に保存の方法ではなく調理方法の一種としてみなさんの食文化に定着しています。
以前「大漁市場なかうら」や「境港さかなセンター」に行って干物を選ぶお客様方の多さにビックリして、干物って美味家に愛されているな~と再認識させられました。
写真の干物は自家製のアジと本キスのみりん干しです、本ギスのみりん干しが実に美味しかった!
透き通った飴色の身が見た目にも美しくて、干物見てついウットリとしてしまいました。
元々美味しい魚の本ギスは干物にしてもやっぱり美味しい。
ぜひ一度ご賞味ください。
アジはもう説明が要らない程皆さんに食べられていますね、干物の人気Top3に入ります。
値段も手ごろで美味しいですし、何より飽きが来ない味が良いですね。
私もよく朝ごはんとして白ご飯、味噌汁、納豆と共にあじみりん干しを食べます。
絶妙に白ご飯と味噌汁に合います。
これも当店の扱う干物の中ではトップクラスの人気のオキギスの干物です。
これも干物になると途端に美味しくなる魚で軽く炙って食べると干物の旨味が口いっぱいに広がります。
頭から骨も含めて全部食べられますので残すところもありません。(チビちゃんは無理ですが)
調べると沖ギスを食べるのは山陰地方だけとの記述もありましたが、大漁市場なかうらに行っても普通に置いてありますし境港さかなセンターに行っても普通に置いてあって普通に売れていました。
以前と違って色んな地方で食べられるようになってきたということでしょうか。この沖ギスの干物はぜひ一度食べてもらいたい干物の一つです。
結構病みつきになる味だと思います。
ぜひ一度ご賞味ください。
私の腕が悪いんですが、ピントボケボケのノドグロの干物です。
ノドグロがどれだけ人気があって値打ちがあるかは「大漁市場なかうら」や「境港さかなセンター」などの土産物屋さんに行くと良く分かります、高値ですが良く売れています。
ノドグロの場合、もはや保存食の干物ではなくて高級料理のジャンルの1つですね~。
ノドグロ干物一枚が目の玉飛び出るほどの値段がしますけど、干物開発者としては一度清水の舞台から飛び降りるような気持ちで食べてみるべきでしょうか。
誰か高級ノドグロ干物を食べてみて食レポしてもらえませんか?
引用させて頂きますw
シロハタの干物もみなさん大好きです。
こうやって写真を見ていると涎が出てきそうになるほどこのシロハタが好きです。
白身の身で脂が乗っていて上品な味にお酒の量が増えます。
最近あまり市場に出ていませんが、刺身としても美味しく頂ける魚でこの境港では広く皆さんに愛されている魚の一つです。
ぜひ一度ご賞味ください。