境港でイシガニと並んで人気のカニがこの アオデ ( タイワンガザミ )です。
境港ではご覧の通り青いツメをしていることから「アオデ」と呼ばれ、昔から地元の人達には馴染み深いカニの一つです。
以前は中海でも山のように獲れたようですが、最近では市場に出荷される量も少なくなったこともあり、ビックリするような値段で取引されていますね~。
食べ方は塩茹でがやっぱり一番の食べ方で、私の様な酒飲みには大変美味なお酒のアテになってくれます。
ハンマーなどを使うわないと殻や爪が割れないイシガニと比べて殻や甲羅がそこまで固くないので、手で剥きながらカニの身を味わうことができます。
アオデの身は濃厚な味わいでそれだけでも最高な一品ですが、それ以上に絶品なのは口のなかに広がる内子とミソの濃い味で、私なんかは内子とミソがあればビールがどんどん進んで止まりませんw
当店のお客様も目がない方が多くて、写真の様に買占める勢いで買われる方が多いですね~。
昔は中海で山ほど獲れるので一枚何十円かで買えたようですが、今は獲れないので一枚500円以下で買う事は難しい程になっていますね~、残念なことに。
アオデはご自分で食べるのはもちろんのこと、境港に里帰りされる親族に振る舞われたりすることも多く、境港の名物とも言えますね。
これだけ人気があるアオデが山ほど獲れた昔(といっても30年程前までですが)が羨ましい限りですが、環境の変化などで中海の海が変わってきているのは事実のようですね。
当店超オススメのアオデですが値段ももちろん、あまりの水揚げの少なさに 産地限定グルメになりつつありますね。
境港に来られたらぜひ一度ご賞味ください。