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クイーン・エリザベス 2020年も境港に寄港

 英海運会社のキュナード・ラインは9日、世界で最も有名な豪華客船「クイーン・エリザベス」(9万900トン)が2020年4~5月に横浜港を発着するクルーズを実施すると発表した。境港(鳥取県境港市)への寄港は4月と5月に計画されており、既に決まっている19年に続いて2年連続となる。

 

クルーズ日程は、4月11~20日、同20~29日、5月6~15日の9泊10日と、4月29~5月6日の7泊8日。境港には4月20日出発で横浜、青森、秋田、金沢を経由して寄港し、5月6日出発では横浜、秋田、金沢、舞鶴を巡って入港する。

 

旅行代金は、9泊10日が16万8千円~149万9千円、7泊8日が14万5千円~122万8千円。同社は今年7月2日から発売する予定としている。

 

クイーン・エリザベスの日本国内発着クルーズは、17年の神戸、18年の大阪、19年の横浜に続いて4年連続。20年は4コースで運航し、過去最長の延べ35日間にわたって周遊する。

 

境港管理組合管理者の平井伸治鳥取県知事は「地元として光栄だ。竹内南地区に新ターミナルが完成する時期に合わせて来航するクリーン・エリザベスを山陰両県一丸となってもてなし、世界のクルーズ界にアピールしていきたい」とコメントした。(岡野耕次)

 

引用 日本海新聞 2018年3月10日