久し振りに 赤バイ ( エゾボラモドキ )があったので入荷しました。
歯ごたえがある食感の身で、境港の方は刺身で食べるのが大好きですね。
炊き込みご飯の具としても人気があって、家族が帰省する際などに赤バイの炊き込みご飯を作って振る舞う方も多いです。
旬は春と言われていますが、季節を問わず美味しく食べれる貝でお値段の方もやや高めです。
赤バイ(エゾボラモドキ)は唾液腺にテトラミンを含み、このテトラミンが食中毒の原因となります。
食中毒の症状は頭痛、めまい、船酔感、視覚異常、眼底の痛み、嘔吐などですが、死亡するほどの毒ではないので数時間で回復します。
対策としては唾液腺を除去したのち、塩もみし、流水で十分洗浄してから調理をすれば問題ありません。
死亡例はありませんが食中毒なんかには誰もなりたくありませんでしょうから、出来れば鮮魚店などで唾液腺を除去してもらいましょう。
エゾボラモドキ数年程前に鳥取の中部の方だったと思いますが、赤バイ(エゾボラモドキ)を丸ごと販売して食中毒を起こした店舗があって大ごとになっていましたね~。
当店で販売する場合も唾液腺は取り除いて十分洗ってから刺身状態にしています。
コリコリとした食感と貝の濃い甘みが大変人気で、私も大好きな貝の一つです。
酒蒸しや炊き込みご飯も美味しいと言いますが、一番赤バイの旨味を楽しめるのはやっぱり刺身ですね。
飽きがこない食感としっかりした身の味が絶品で、私は食べ出すと箸が止まらずに刺身がなくなるまで食べ続けてしまいます。
エゾボラモドキ刺身はぜひ一度ご賞味ください。
本日の晩御飯の刺身四種類、エゾボラモドキ、ヒラメ、スズキ、アジです。
ホント美味しい魚を食べられる境港って最高の土地だと思います。
一時大阪に住んでいましたが、境港の新鮮な魚の味を知っている私には魚が美味しく感じられず閉口していましたね~。
特に境港で普通に食べられているチヌやセイゴが刺身では臭くて食べられませんでした。
境港の魚が恋しかったですね~あの頃。
境港にずっと住んでいる方はあまり分からないかもしれませんが、こんなに新鮮な魚が豊富にあって美味しく食べられるところって日本の中でも中々ないと思いますよ。
今の時期ヒラメやアジも脂がのっていて刺身で食べると最高です。
ヒラメは夏の痩せた時期に食べると同じ魚か?と思うほど美味しくないのに当たることがありますが、今日のヒラメは身がブリブリで美味しかったですね。
ヒラメもやっぱり新鮮なものを刺身で頂くのが一番美味しくいただけます。
もちろん白身でクセのない魚なのでカルパッチョやムニエル、フライでも美味しく頂けます。
意外にイケるのが潮汁で、ヒラメの上品な味が味わえます。
アジやスズキも見た目通り大変美味しくて、お酒の量が増えてしまいましたw
時期的に魚全般が美味しく食べられる時期ですね。
干物は自分で作っているので、脂のノリや乾き具合が今の時期最高なのはよく分かっています。
エテカレイ、ベランスガレイ一夜干しは今の時期の干物の王様ですね。
今日の記事の刺身と干物は我が家の晩御飯です、見事に魚オンリーの居酒屋メニューですw
あとはハイボールを頂きました、幸せ。
今魚が大変美味しく頂ける時期です、ぜひ境港のお魚をご賞味ください。