早いもので 松葉ガニ シーズン も残すところ一カ月を切りました。
(11月6日~2018年3月20日が松葉ガニの漁期)
みなさんは今シーズンは松葉ガニを堪能しましたでしょうか?
解禁日に柴山漁港で松葉ガニ(ズワイガニ雄)1枚に117万5,990円の値が付くなど、今年も話題豊富なシーズンでした。
鮮魚関係者も1年の儲けをズワイガニで上げるという業者も多くフィーバーしていましたね~。
カニフィーバーで松葉ガニはとても高くて入荷をあきらめたことも何度もありましたが、ようやく値が落ち着いて松葉ガニを本当に楽しめる時期が来ました。
お客さんもズワイガニ漁解禁当初は目の色変えてカニカニ言っていましたが、今はどこ吹く風ですねw
松葉ガニ、五輝星当店でも昨年末までの松葉ガニの通販発送作業などは殺人的な忙しさでしたが、贈答用の松葉ガニの発送は落ち着いて、今は家庭で松葉ガニを楽しもうというお客様の注文がほとんどになりました。
今は我が家でも落ち着いて鍋や焼きガニ、ボイルなどで松葉ガニを楽しんでいますが、特に最近ハマっているのが松葉ガニの焼きガニです。
贈答用に頼まれた時以外は、当店では写真のように背中が黒いヤケや脚が欠けた松葉ガニを入荷して販売しています。
ヤケや脚が欠けた松葉ガニの方が値段が安いですし、なによりヤケの方が身が詰まっている確率が高いです。
黒い汚れ「ヤケ」は、カニの表面の傷などに付着した汚れが蓄積したもので、害はありません。
甲殻類のカニは脱皮を繰り返して大きくなりますが、脱皮をすると当然ながら汚れていない=ヤケのない新しい甲羅になります。
カニの身が詰まっているかどうか(身入り)は、脱皮してからの経過時間に比例すると言われています。
ですのでヤケがある=脱皮してから汚れが蓄積するほど年数が経っている=身が詰まっているということになります。
カニビルが着いているのも同じ理由で身が詰まっている確率が上がります。
松葉ガニを選ぶときの目安に覚えていてください。
鍋で食べる機会が多かった私ですが、焼きガニの美味しさにはまってしまって、今では松葉ガニは焼きガニでばっかり食べています。
カニの皮の香ばしさと身の甘さがとても味わい深くて虜になってしまいました。
上質の備長炭などで炭焼きにすると更に香ばしくてお酒が進んでしまいます。
やっぱり人気の松葉ガニは美味しいですね~。
松葉ガニのシーズンは寒い時期なので屋外で炭火を熾すなんて面倒だし寒いと言われる方は、イワタニから屋内での焼きガニにピッタリのコンロが販売されていますので一見してください。
美味しい焼き松葉ガニを気軽に味わってもらえる最高のアイテムですw
カニを販売している魚屋としては、これはオススメです。
ぜひ購入してご家庭でどんどん焼きガニして下さい。
松葉ガニシーズンも残すところ1か月を切りました。
お値段も手ごろになってきております、山陰の松葉ガニ、ぜひ一度ご賞味ください。