お正月には我が家でも定番の 赤貝 (サルボウ貝)の煮付けを頂きました。
不漁とのことで年末にかけてサルボウ貝の値段が揚がっていましたが、12月31日に境港水産物直売センターを回ると売れ残っていたのか、サルボウ貝が叩き売りされていました。
鮮魚販売店の方々もこればっかりは思惑通りには行きませんね~、天然海産物を扱っていると天候などによって値段がぐんと上がることもあれば、商品がだぶついて泣く泣く仕入れ値よりも安値で売ることもあります。
人間の思惑なんかお天道さまにとってはあずかり知らない事ですからねw
煮付けにするのはとても簡単で、網からサルボウ貝を出してまず水洗いして綺麗にしてやります。
結構泥などが付着していますので、バケツなどにサルボウ貝と水を入れて何回か水を変えながらガラガラと洗います。
あとは貝付きのまま鍋に入れてお好きな味付けで煮付けてやるだけです。
酒・味醂・醤油・砂糖など好みで味付けしていいのですが、気を付けることは日を入れ過ぎないことです。
火を通しすぎると貝の身が固くなってしまって赤貝のプリプリの食感が悪くなってしまいますし、貝汁で貝自体の旨味が外に出てしまいます。
貝が口を開けた時には火は通っていますので、煮込みすぎに注意しましょう。
我が家では5㎏のサルボウ貝を煮付けとピクルスに使いましたが、あっという間に煮付けは無くなってしまいました。
この煮付けは食べ出すと箸がとまらないほど美味しくて、写真の丼の赤貝などは一人一食で無くなりますw
煮付けとは別に酒の肴にピクルスを作ります。
最初は煮付けと同じように綺麗に洗ってやり、水を入れた鍋に貝ごとぶち込んで沸騰させます。
その後火が通ったらすぐに火を消してお湯を捨て、冷たい水で冷やします。
次に水を捨てて一つずつ赤貝の貝を取って身だけにして、タッパーか瓶に入れていきます。
その身に塩とバジルを振ってやり、ワインビネガーで浸してやると出来上がりです。
このピクルスはとても酸っぱいですが私の大好物で、サルボウ貝だけでなくサザエや牡蠣でも美味しく食べられます。
これは多分好みがハッキリしていると思いますw
思いっきり酸っぱいですので我が家でも私しか食べません。
お酒のつまみにとても合っていてついつい箸が伸びてしまいます。
正月と言えばこのマルゴもなくてはならないもので、刺身はもちろんですが、ぶり大根でも頂きました。
年末はマルゴの刺し身の注文をたくさんいただきますが、アラはいらないと言う方が多くいらっしゃいますので、いつもそのアラを利用させて頂いています。
アラの部分も美味しいんですけどねぇ~w
こちらも好みで味を着けて煮るだけです。
ブリ大根の調理方法は色々ありますが、我が家では下茹でしますので気を付けるのはブリを下茹でする時に火を通し過ぎないことですね~。
火を通しすぎると旨味が逃げてしまいますので、さっと湯引きする程度の感覚でいいです。