境港市竹ノ内団地のPLANT5の斜め向かいにお土産屋さんの「大漁市場なかうら」があります。
境港に来る観光バスのほとんどが「大漁市場なかうら」「境港さかなセンター」に寄るんじゃないでしょうか、鮮魚、カニ、加工食品、まんじゅうなどのお菓子など数多くの商品を置いている結構な規模のお土産屋さんです。
正面玄関左横には鬼太郎の大きな石像、右にはねずみ男の石像が観光客を迎えています。
境港の観光地は何処に行っても水木しげる先生の妖怪ワールドカラーですねw
鬼太郎、ねずみ男、ネコ娘、砂かけ婆などは大車輪の活躍です。
水木しげる先生は境港での鬼太郎人気で大した恩恵は受けて居ない、とぼやいていたそうですが本当のところはどうなんでしょうか。
「大漁市場なかうら」には地元民の私も時折漬物や海苔などを買いに行って、同時にどういった商品が人気があるのかなぁ、なんてのを見て帰ります。
入ってすぐに目が行ったのがこれ、炙りノドグロ。
小さなノドグロを料理して炙って真空パックしてます、大変な作業ですよこれ。
こんな小さなノドグロを料理するなんて考えただけでもうんざりします、ごめん被ります。
ノドグロは人気がある魚ですね~、どこに行ってもノドグロ干物やノドグロ製品に出会います。
人気があってしかもあまり獲れないとあって値段がとんでもないことになっております。
市場の卸値でさえも手が出ない時がよくあります。
これは真似できませんね~。
宍道湖産のシジミを加熱殺菌して真空パックにしてあります。
結構良い値段してますね~、一度食べてみないと分かりませんがシジミはそのまま汁にして食べる派なので、加熱殺菌してどれだけ味が変わるんでしょうか・・
今度一度食べてみます。
ふぐの鰭だけを売っていました。
なんでも酒にいれてふぐひれ酒にして飲むそうですが、ふぐひれ酒を飲んだこともなく日本酒があまり得意ではない自分には無理かな~。
日本酒大好きお父さんなんかへのお土産では喜ばれそうですね。
ふぐひれという単語すら久しぶりに聞きました。
やっぱり一番人がいらっしゃったのは鮮魚ズワイガニコーナーでしたね。
みなさん松葉ガニをどんどん買って行きます、奥のおねーさんが手早く紐のついた発砲の箱にカニを詰めていきお客さんに手渡していきます、忙しいですね~。
この右手に鮮魚コーナーがあるのですが観光客は鮮魚に興味がないのかまるで暇でした。
活親ガニです、大きくて上等ですね~。
ただ活の方は余り人気がなくてボイルにばっかり人が集ってました。
これ活かしておいても日にちが経つと必ず死んでいきますので早いこと売らないと値打ちが下がってしまいます。
ひぇ~、脚も揃った上等な松葉ガニ達です。
こんな上等鍋にして食べたら堪りませんねw
出ました、五輝星、値段がすごいw
どんな人が食べるんでしょうね、ここまでのクラスになるとやっぱり贈答品がほとんどなんでしょうね。
こんなカニを食べる時は自分で料理するのではなく、人に出してもらって上げ膳据え膳で食べないと逆に満足できない気がします。
話がかわりますが、ちなみに上げ膳とは料理を下げる(膳を下げてもらう)ことで、据え膳は料理を出してもらうことだと知ってましたか?
知らなかった人はよ~く覚えておきましょう、知らなかったら恥をかきますよw
話は戻って、鳥取県の松葉ガニブランド「五輝星」ですが、イマイチメジャーになり切れてないというか知名度がまだ低いですね。
平成27年から使われ出したブランド名なのでまだまだ周知されていませんね、鳥取県さん頑張ってブランド名を確立してください。
ちなみに「五輝星」とは
大きさ:甲幅13.5センチ以上
重さ :1.2kg以上
形状 :脚が全てそろっているもの
色合い:鮮やかな色合い
身入り:身が詰まっていること
の5つを満たした最高級品です。
※重さの基準については、市場での販売時点(生)のものです。引用 食のみやこ鳥取県
と5つの条件(星)を満たしている松葉ガニとなります。
ブランド名と言えば境港の養殖サバ「海神(かいしん)サバ」が話題になりましたが、今全然名前を聞きませんね、悲しいことに。
こんな風に人が途切れることがありません。
若いお兄さん方もカニに興味があるようで品定めしています。
みなさんズワイガニ中毒なんでしょうか?
値段を教えることができないのが残念ですが、これは私みたいな貧乏性には食べられません。
食べるとしてもこの一切れ何円と計算しながら口に入れることでしょうから素直に美味しく食べられません。
なんせ、プレミアムですからね~w
なにがどうプレミアムかは説明書きがなかったので分かりませんでしたが・・
境港への観光客が増えますように!
ちなみに今回は芽かぶ茶とふりかけこんぶを買いました。