年季の入ったミンサーですね~、こうやって見ると。
でもこのミンサーは大車輪で頑張ってくれています。
今回のミンチはアジとオキギスを使ったミンチになりますが、これはお客様である総菜屋さんからのリクエストで作っています。
魚はそれぞれ味や食感が違いますので、配分次第でミンチの味、食感がまったく変わってしまって別のものになります。
ですのでこの何種類もの魚をミックスした混合ミンチって味が無限大にあります。
この配分を調節して美味しい味を作るのがミンチ生産者の個性の出しどころですね~。
よくテレビで見る大阪の大黒市場の人気揚げ物屋さんはどんな魚使ってどんな野菜、調味料を使っているのか興味津々です。
あれこそレシピは秘伝なんでしょうね。
個人的には鯛のミンチでゴボウ少なめ、ショウガが入ったつみれで鍋にして食べるのが大好きなんですが、人それぞれ好みがありましてアジのミンチに人参・玉ねぎ・卵白を混ぜて食べるのが好きというミンチ中毒のお客様もいらっしゃいます。
結構人気あるのでぜひとも皆さんに食べて頂きたいですが・・
この夏に同業者から二十世紀梨をもらったのでお返しに特製ミンチをあげたら、「あのミンチが美味しかったからまたくれ」と今度は上等なメロンを頂きました。
わらしべ長者のような展開に笑ってしまいましたが同業者に美味いって言われるって結構自慢できるんじゃないですか?w
この特性ミンチは自分で言うのもなんですが結構美味しくて「つみれ汁」や「さつま揚げ」で食べると「ミンチってこんなに美味しいんだ」とビックリします。
ただ原料になる魚が入荷されないと作れませんし、季節によって魚に脂がのっていたり痩せていたりと味に大きな差が出るので一定の味を出さないといけない商品化は難しいでしょうね~。
でもミンチって離乳食でチビちゃん、鍋や小料理大人まで楽しめる食品ですので、皆さんにおいしく食べて頂けるミンチを追求していきたいですね~。