Woocommerceの使い勝手、鮮魚店通販サイトでの実証-1

通販機能はWoocommerceで実現

当サイトでは通販機能をWordpress+Woocommerceで実現しています。

Wrodpress本体とWoocommerceのプラグインの組み合わせになりますが、通販機能として現在利用しているのは以下のプラグインです。

  • WooCommerce
  • WooCommerce Advanced Free Shipping
  • WooCommerce Order Status Manager
  • WooCommerce PayPal Express Checkout Gateway
  • WooCommerce Shipment Tracking
  • WooCommerce Print Invoices & Packing Lists

Woocommerce

WoocommerceはWordpressでの通販機能を実現するための基本的な機能を提供するプラグインになります。

商品管理、在庫管理、受注管理など使い勝手は悪いですが、このプラグインによって通販サイトとしての最低限の機能は実現できます。

このWoocommerceを使って通販機能をキッチリと実現しようとすると基本プラグインだけでは足りない機能が多々あり、追加で有料のプラグインを購入するすることになります。

このプラグインを購入させるためにWoocommerceがわざと足りない機能を作り、使い勝手を悪くしていますw

各プラグインを説明していきます。

 

WooCommerce Advanced Free Shipping(無料)

このプラグインは例えば1万円以上の購入をされるお客様には送料を無料にするといった、配送料の設定ができます。

Woocommerceの基本プラグインでは地域別定額配送料の設定しかできません。

北海道への送料は2000円で青森には1500円、熊本には1600円といった設定はできるんですが、定額配送料+1万円以上の購入で送料無料といいた条件の組み合わせが出来ません。

ですのでFree Shipping(送料無料)の設定をする場合はこのプラグインが必要になります。

無料のプラグインですのでWordpressのプラグイン管理画面から追加できます。

 

WooCommerce Order Status Manager(有料)

Woocommerce本体だけでの受注処理は受注→完了までのステータスを変更することができません。

どういうことかというと、Woocommerceの通常の受注処理は以下になります。

簡単な例で言いますと、サイト上でお客様が銀行振込(解りやすいので銀行振込にします)で注文を確定します。

 

1.入金待ち

注文は確定してお客様の銀行振込を待っている状態

2.処理中

入金が確認できて発送処理をしている状態

3.完了

商品を発送し終えた状態

 

正常な注文でのステータスは上記の3状態しかありません。

※キャンセル処理などのステータスはありますが、分かりやすく正常処理で説明しています。

例えば運営している通販サイトでは入金が確認できて入金確認メールをお客様に送信したいと思っても、それは手動でメールを送信するしかなく、且つ注文ステータスを変更することが出来ないので、注文ごとに手動でメモを取るなどして入金確認メールを送信したかどうかを管理しなければなりません。

例えばここに「ステータス:入金確認済み」というステータスがあり、注文のステータスを変更するだけで入金確認メールが送信され、注文のステータスが「入金済み」になれば人為的なミスは減りますし注文一覧を見るだけで現在の注文のステータスが確認できます。

Woocommerceではデフォルトでステータス変更時にメール送信がされるようになっていますので(変更可能)、3つのステータスをもう少し細分化して注文を管理したいと思う場合は必要なプラグインでしょう。

 

続く