本日の店構えですが、今日はあまりお魚がなかったです。
今主役の松葉ガニです。サイズはMサイズで脚も揃ってヤケもない綺麗なカニさんです。
値段は少し張りますが、寒くなって鍋が恋しくなってきた今の季節にピッタリです。
ボイルしてあるのでそのままでも美味しく頂けます。
通販サイトをオープンしたのですが、馴染みのお客様の注文はこれまで通りの電話かFAXですので、電話がしょっちゅう鳴るので耳に響くようになって呼び出し音のボリュームを下げました。
(とてもありがたいことです。)
年配の方が多いのでネットで注文してって言っても絶対無理だろうし・・w
日本海山陰の松葉ガニ、ぜひ一度はご賞味ください。
本キス(シロギス)です。
今日のシロギスはちょっとサイズが小さいので刺身にはどうかと思いますが、基本的に刺身、塩焼き、天ぷら、フライで食べると美味しいですね。
私の場合は塩焼きが一番、天ぷらが二番、三番目が昆布締めですね。
白身の魚で、塩焼きでレモンか柚子を絞って食べると甘い身を美味しく味わえます。
お寿司を食べに行って(回るほうではなく江戸前)このキスがあると塩焼きにしてもらって食べることが多いです。
ただお寿司屋さんで出てくるシロギスはサイズがもうちょっと大きいですね。
このサイズは天ぷらやフライで食べると骨も気にならないのでオススメです。
開いて内臓と頭を取って天ぷらにすると、これもサッパリして上品な味ですね。
もともとの魚の味にクセがないのでどんな料理にも合います。
釣りの対象としても人気があって境水道では、毎日のように地元のおじいさん達がその日の食事を釣りに来てます。
砂虫300円程でシロギスやエノハが何十匹も釣れるので何日間かのおかずには困りません。
みなさん楽しんでますね、海辺の暮らしを。
(○○さん、たくさん釣れたからって近所に配るのをやめて貰えませんか? うちの魚が売れませんのでww)
あとは昆布締めも美味しいです。
キスの場合は大きな鱗もありませんので、皮をはがずに三枚にして身の部分だけを並べて軽く塩を振ります。
30分ほどしてから身の表面を拭きます。
次にラップを用意して昆布を敷きます。
昆布を酢で湿らしてその上にキスの身を並べていきます。
並べ終えると表面を酢で湿らせた昆布でサンドウィッチしてラップで包み、冷蔵庫で一晩~二晩置いておきます。
こうすることで、昆布の風味や旨味が身に沁みこみ、また余分な水分を昆布が吸い取ってくれるので食感がよくなります。
この昆布締めの微妙な風味や旨味がキスのあっさりとした身と合っていて、私はキスの昆布締めが大好きです。
面倒ですのであんまり作りませんが。
チヌ(黒鯛)も人気がありますね。
チヌは生息する海の環境によって大きく味やクセが違います。
私は以前大阪でチヌを食べる機会があったのですが、臭いが気になって食べれなかったことがあります。
岸壁に付着しているイガイやカニ、虫などを食べるせいか水の汚れたところのチヌは臭いがどうしても気になります。
境港のチヌは水質が良いのか臭みがあまりありません、というかチヌ独特のクセはありますが普通に美味しいです。
刺身、塩焼き、煮付け、潮汁などなんでも美味しく食べられます。
干物は人気者のカマスとべランスガレイ。
今日は魚が少なかった分、みなさん干物をたくさん買って帰られました。
本日の店構えという投稿なんですが、ほとんど説明出来ませんでした。
まだまだ魚はあるんですが、今日はここまで。